らっきょう

 今回ご紹介するのは、『らっきょう』です。 

 らっきょうはヒマラヤ地方が原産の植物で、日本では主に、ふくらんだ根の部分を甘酢漬けにして食べます。甘酢漬けにしたらっきょうは、密閉した瓶に保存すれば、数年間も日持ちするため、古くから保存食として用いられ甘酸っぱい爽やかな食味があるため、カレーライスの付け合せにされることもあります。 

 5月から6月にかけて収穫され、甘酢漬けなどに使用されるらくだという品種のものが主流です。

 らっきょうの栄養は、フルクタン・硫化アリル・サポニンなどがあります。

 フルクタンは、らっきょう、にんにく、ごぼう、わけぎなどに多く含まれる、食物繊維の一種で、整腸作用、脂肪吸収の抑制などの効果があると言われています。

 硫化アリルは、アリシンと呼ばれる。たまねぎなどのネギ類に多く含まれる。強力な抗菌作用があり、ガンの予防やアレルギーの抑制に効果があると言われています。

 サポニンは、コレステロールの吸収を抑制したり、血糖値の上昇を防ぐ効果があると言われています。

  長期保存のできる甘酢漬けや、サラダなどにした食べてみてください。

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野菜二部 第二課
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