分葱

2020/10/20

本日ご紹介する野菜は分葱(ワケギ)です!

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今回ご紹介する分葱は北九州市の馬島で生産されている分葱になります。

馬島では、他にもラッキョウや赤紫蘇も生産されていますが、分葱は馬島を代表する特産物になります。

無題

分葱はクセが少なく、香りもソフトな為、葱独特の辛味が少なく甘みがあります。

よく、混同する葱でワケネギがありますが、こちらは全くの別物になります。

分葱はネギとタマネギの雑種とされ、根元の部分が球根状に膨らみ、分球して増え、種はできません。一般的なネギより根の部分が少しふくらんでいるのが特徴です。

一方のワケネギは完全にネギの一種で、同じように根元が分かれて増えていきますが球根のようには膨らまず、種もできます。

今回は分葱の保存方法と活用料理をご紹介します。

【保存方法】

冷蔵保存の場合
分葱は鮮度が落ちやすく、気温が高くなると傷みやすい野菜です。冷蔵する場合は、切っていない状態で新聞紙に包んで野菜室へ入れましょう。また、湿ったキッチンペーパーで包んで、ビニール袋に入れてもいいでしょう。保存期間は2〜3日ほどです。
冷凍保存の場合
冷凍保存の場合、あらかじめ刻んでおき、密閉容器やラップに包んで保存すると便利です。また、火を通してから保存する場合は、軽く茹でてよく水気を絞ってから保存しましょう。しっかりと水気を切っておかないと、解凍した際に食感が悪くなってしまいます。この方法で保存した場合、約3週間保存可能です。

【活用料理】

分葱は、火を通す料理に向いています。有名な調理法は、味噌とあえた「ぬた」です。分葱を茹で、味噌や砂糖などの調味料と和えると、甘くておいしいぬたが完成します。また、からし酢味噌で和えてもおいしくいただけます。

また、イカやにんじんなどとの相性もいいのでおすすめです。

 皆さんも北九州産の美味しい分葱を食べてみてください❕❕

 

野菜一部第一課

安田悟志

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