紅はるか

  今回ご紹介するのは、『紅はるか』です。 

  秋の味覚であるさつまいもですが、最近はどんどん甘みの強い品種が増えています。「紅はるか」も比較的新しい品種になりますが、糖度が高くて人気の高い品種です。焼き芋にしただけでも、「甘みを加えたスイーツのようだ」といわれるほどです。

   皮色は赤紫系で、中身は白からややクリーム色をしており、掘りたてのものはやや粉質というのが特徴です。

  ただ、これだけだと普通のどこにでもあるさつまいもとあまり変わりません…。

   ところが、焼き芋などじっくり加熱したものは、中身も鮮やかな黄金色になり、食感や甘みなども他のさつまいもとは一線を画す存在に変化します。

   紅はるかは収穫してからすぐには出荷せず、しばらく貯蔵することで甘みが増し、性質も粘性が強くなる特徴があります。

   時間をかけてじっくり加熱することで、 ねっとりとした食感と 上品な甘さになります。

   また、蒸すとホクホクした食感も味わうことができます。

  ぜひ、この寒い季節にホクホクの『紅はるか』を食べてみてください。 

 

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野菜二部 第二課
萩尾 康弘
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